Interview Vol.12

株式会社Viibar

COO

高橋俊輔

    • 事業内容含め簡単な自己紹介をお願いいたします

      株式会社Viibarは、「動画の地平をひらき、世の中をポジティブに。」をミッションとし、動画に関わる事業を運営するベンチャー企業です。技術と新しい仕組みにこだわりをもって、事業運営を行っています。

      私はCOOとして、動画事業全体の担当をしております。

    • Tokyo Primeとオリジナル番組制作パートナーになった経緯を教えてください

      弊社では以前、「bouncy」というテクノロジー系のオリジナル動画メディアを運営しておりました。その際に新宿や渋谷のサイネージ、東京メトロなどスマホだけでなく、交通広告に動画を提供し多くの視聴者の方に動画コンテンツとして見ていただいておりました。その際にTokyo Primeへのコンテンツ提供も検討したため、そのご縁あってオリジナル番組制作パートナーとしてTokyo Primeとの取り組みを開始しました。現在はPrime Voiceの制作パートナーとして活動しています。

    • 取り組み内容について

      2020年1月、弊社とTokyo Primeの運営元である株式会社IRIS、株式会社 電通と3社でオリジナルコンテンツを共同開発し、広告商品の販売を開始いたしました。3社でコンテンツ企画、制作、商品開発を行っており、弊社は主にコンテンツ制作や広告商品の制作を担当しております。

    • Tokyo Prime Voiceとは

      ※2020年11月2日~11月15日に放映されたものです

    • これまでの具体的な取り組み内容について教えていただけますか

      取り上げている内容は主に企業紹介やサービス紹介になります。
      商売のデジタル化支援を掲げているhey様の動画では、前後編で2本の動画を制作しております。前編ではどのような事業を行なっている会社なのかをミッションやビジョンを交えながら紹介し、後編ではhey様が提供されているサービスについて、具体的な内容や開発のきっかけ、また、実際のサービス利用シーンなどを実店舗での撮影も行いながら紹介しております。

    • Tokyo Prime Voiceでできること

      タクシーサイネージは閉じられた空間ならではの視聴率の高い動画コンテンツの配信が可能になります。また、経営層やビジネスマンの方が多く利用されますので、そうした方々の事業に役立つような有益なインタビューコンテンツを提供しています。動画を視聴いただくことで紹介した企業やサービスの理解促進や製品の導入へつながる成果を実現していきます。

    • Tokyo Prime Voiceとしてのこだわりポイント/意識していること

      タクシーは様々な職業の方が乗車されますので、どなたが見ても内容がしっかり伝わるように動画の分かりやすさは常に意識しています。広告主様によっては、よりサービスの細かい部分まで訴求したいというご要望も頂きますが、30秒という尺の中では訴求できる内容も限られますので、そこを整理し動画の内容が視聴者に分かりやすくしっかり伝わることを心掛けて制作しております。

      また、時には採用向けに動画制作の依頼をいただくこともございますので、インタビュー動画だけでは伝えきれない部分を、広告主様の社内の雰囲気や社員の方の働く風景や表情なども動画に入れながら、視聴者の方により親近感を持って頂けるように工夫しております。

    • 提供できる世界観や効果

      動画を通じて利用者に上質なタクシー空間を提供し、乗車体験そのものが今まで以上の価値を持った時間になる世界が今後ますます広がっていくと思います。

      弊社はその一端を担うべく、これまでのタクシーサイネージのように単にTVCMなどの広告が流れるだけでなく、利用者の心に寄り添った新しい動画コンテンツを通じて、広告主様のサービスを後押しするサポートができればと考えております。

    • 今後期待していることなどあれば教えてください

      良質な動画によって、タクシー内の乗車体験を向上させることがいま取り組んでいる内容です。まずはここでタクシーに乗車したお客様にご満足いただく動画コンテンツを提供すること、これを3社で着実に進めていきたいと考えています。

      また、少し未来をみれば、EV化や自動運転などでタクシーのあり方も大きく変わっていくことと思います。タクシー内の窓がモニターを兼ねたり、車内でVRを見ながら会議に参加したりなどタクシーの中での過ごし方や乗車体験はここから5年、10年かけて大きなイノベーションが起きていくと思います。より便利で快適な体験を動画やコンテンツでお手伝いできるよう、変化するタクシーのあり方に動画を通じて貢献していきたいと考えております。